
C-ASTECについて
私たちの理念、活動、そして未来への展望
ご挨拶

当センターは、1989年、中部地域の産学官連携のもと任意団体として設立され以来、35年を超えて中部地域の航空宇宙産業の発展に取り組んで参りました。
中部地域は、古くから受け継がれてきた技(わざ)と最先端の技術、更には工場立地に適した地理的要因や人的・社会的基盤の整備・拡充と相まって、自動車、航空機、工作機械等多様な製造業が集積する我が国のものづくりの中心地となっています。
中でも航空宇宙産業は、中・長期にわたり成長が期待される分野であり、これらの製品に必要な高信頼性、軽量・高付加価値を生み出す、技術と徹底した品質管理姿勢は、他産業への波及効果も高く、またモビリティとしての機能は、中部地域、延いては我が国の産業全体を活性化させるものです。
しかしながら5年前に発生した新型コロナ禍は、国境・地域を超えた人の移動や交流を制限し、航空業界及び航空機製造産業に多大なる影響を及ぼしました。そして今、ようやく以前の活況を取り戻し、これからの急成長に向けて、産業環境を一層活性化させる段階に入りました。
当センターは、世界的な増産需要に対応できるよう、新型コロナ禍の影響が残る企業を含めたサプライチェーンの再興と成長を目指し、中小サプライヤ企業の経営力強化と航空宇宙業界のイメージアップ、新技術・新分野への展開などをスピード感をもって推進して参ります。航空宇宙産業が中部地域産業の新しい柱となれるよう、持てる力を結集して難関を突破し、地域と産業の発展に邁進する所存ですので、今後とも皆様のご支援とご協力をお願いいたします。
一般社団法人 中部航空宇宙産業センター
会長 勝野 哲
概要
名称 | 一般社団法人 中部航空宇宙産業センター |
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所在地 | 〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目9-26 ポーラ名古屋ビル10F |
連絡先 | TEL: 052-221-6681 FAX: 052-218-8528 |
設立日 | 平成5年9月16日 |
組織 (2024年7月1日現在)
・専務理事: 青木 太久美
職員&スタッフ (2024年7月1日現在)
会員 (2024年7月1日現在)
正会員: 119社
賛助会員: 2名
※会費 1口以上 (正会員 1口 10万円/年, 賛助会員(個人) 1口 1万円/年)
沿革
1989年
中部航空宇宙産業技術振興協議会設立(任意団体)
中部地域に航空宇宙に関する一大研究開発・産業技術拠点を形成し、我が国の航空宇宙産業技術の振興と地域産業の活性化を図ることを目的として産・学・官連携により設立。事業としては、国の研究施設等の誘致活動をはじめ、航空宇宙に関する産業技術の調査研究、情報収集・提供、普及啓発活動など。
1993年
社団法人 中部航空宇宙産業技術振興センター設立
「世界的な産業技術の中枢圏域」の形成と地域振興に資するため、公益法人化。協議会の事業を受け継ぎ拡充強化。
1995年
社団法人 中部宇宙産業科学技術振興センターに改組
目的を宇宙分野に特化し、通産省と科学技術庁の共管に。航空分野は別組織を設立し連携。
2002年
社団法人 中部航空宇宙技術センターに統合、改組
航空・宇宙を一本化して文部科学省と経済産業省の共管に。
2013年
一般社団法人 中部航空宇宙産業技術センターに改組
国の公益法人制度改革により一般社団法人へ移行。名称に「産業」を加え、定款を改定。
2024年
一般社団法人 中部航空宇宙産業センターに改称
技術面だけでなく経営面からも各種支援事業を実施する使命を明確化するため改称。
事業内容
(一社)中部航空宇宙産業センター(略称:C-ASTEC)は、中部地域の航空宇宙産業の発展を図るため、産学官連携のもと航空宇宙産業及び技術の振興に関する事業を総合的に推進するとともに、集積する他産業との融合化を図り、中部地域のものづくり産業の高度な発展に寄与するため以下の事業を行います。
1. 業界の現状調査
- アンケート、ヒアリングによる業界の状況の把握
- 「要望書」を取りまとめ国等へ要望
2. 会員の経営活動支援
- 会員等への訪問活動
- ホームページやメールマガジンによる情報提供
- 航空機業界情報・知見共有等セミナーの開催
- 先端研究施設等見学会の実施
- 会員交流会(切磋琢磨の会)の実施
3. 国内外からの受注拡大
- 国内外の展示会での商談支援
- MOU締結先海外クラスターとの交流
4. 産学官連携による人材育成・地域振興
- 小学生向け航空教室の開催
- 小中高校生向け出前授業の実施
- 中学生向け航空技術体験スクールの開催
- 大学生のキャリアデザインの支援
- 大学と連携したリカレント教育の実施
- 技術者養成講座の実施
- 自治体等委員会等への参加
5. その他
- 航空サプライチェーン等保険の普及
地図&アクセス
住所
名古屋市中区栄二丁目9-26 ポーラ名古屋ビル10F
連絡先
電話: 052-221-6681
Fax: 052-218-8528
E-mail: c-astec@c-astec.jp
アクセス
- 名古屋駅より車で約10分
- 地下鉄「伏見」5番出口より南へ徒歩約3分
会員募集
入会について
一般社団法人中部航空宇宙産業センターは、中部地域における航空宇宙産業及びその研究機能の集積を高め、航空宇宙産業等の発展によって、中部地域の産業の振興に寄与することを目的としてスタートいたしました。
すでに航空宇宙産業に携わっておられる企業・団体はもちろん、航空宇宙先端技術の活用や航空宇宙産業へ挑戦される企業・団体にとっても、有用な情報交換や関係構築が可能な組織となっております。是非、当センターの事業目的にご賛同いただき、ご参加頂けますようお願いします。
会員になるメリット
- 会員限定行事への参加
当センターは、会員を対象に、航空宇宙技術等に関する講演会・フォーラム・講座などの行事を年6回程度開催しています。これらの講師には我が国におけるトップレベルの研究者・専門家を招聘しますので、航空宇宙関連技術に興味・関心をお持ちの皆様には、大変貴重な機会です。
また、国(文部科学省、経済産業省、防衛省等)、地方自治体(愛知県、岐阜県、三重県及び名古屋市)及び地元大学(名古屋大、岐阜大、三重大等)のご指導・ご協力をいただいて、研究関連施設の見学会を年2~3回開催しています。
さらに中小企業間の親密な交流の場として、経営者が悩みを相談する「切磋琢磨の会」を令和5年度からスタートさせ、業界トレンドに関する情報交換と横の関係構築に寄与しています。
これらの行事に会員企業・団体から何人参加されても参加費(情報交換会・交流会を除く)は一切いただきませんので、奮ってご参加ください。 - 技術やビジネス相談への個別対応
当センターでは、会員企業・団体の航空宇宙関連の産業技術・科学技術およびビジネスに関するご相談に、個別対応可能な窓口を設置しております。特に専門性の高い内容に対しては、経験豊かなコーディネータを介して、適切な企業・団体へのとりつぎも可能です。
メルマガ配信申込方法
(一社)中部航空宇宙産業センターでは、航空宇宙産業に関する様々な情報をメールマガジンで配信しています。この配信は会員外の方でも申込みいただけます。
配信をご希望の方は、件名に「メルマガ配信希望」とご記入の上、下記事項をc-astec@c-astec.jpまでメールにてご連絡ください。
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